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減災の工夫の見直しは待ったなしで

 今年は、積乱雲をよく見る年だ。

 産経新聞によると、7月28日4人が死亡した神戸・都賀川は源流から河口までの距離が短く水位変動が激しい川だが、事故の起きた7月28日は10分間で水位が1・3メートル上昇していたという。
 全国的にも局地的大雨の発生件数は増加傾向にあり、ここ数年は都市部でこうした水害による被害の発生が目立っている。

 
 気象庁によると、1時間降水量が50ミリ以上の降雨件数は全国的に増加傾向にある。観測地点1000地点あたりの発生回数は、昭和51年~62年は年平均162回だったのに対し、昭和63年~平成9年は177回、平成10年~平成19年は238回と平均値が増えている。

 つまり、危険予知の学習も、気候の変動が激しく変化している現状を踏まえたものを取り入れる必要があるということだろう。

 山間部で大雨が降ったら直ちに、下流の川遊びは中止する、このような危険予知の情報は地域地域で取り組まなければならないと思う。

 その後東京都の下水道工事のマンホール内で激流に飲み込まれて作業していた方が亡くなった事故も起きた。
 こういう工事の場合、警報が出た時点で作業を中止するということになっている。
 この災害を防ぐには、やはり雷注意報や、大雨注意報が上流地域で出たと同時に、対処することが必要だ。

 1時間降水量が50ミリ以上の降雨件数は全国的に増加傾向にあり、30年前に比べると4割以上増えているというデーターを踏まえて、減災の工夫の見直しは待ったなしで取り組まなければならない時期に来ている。